ごあいさつ

あかしこども財団は、明石の子どもたちみんなを本気になって見守り支えていこうという熱い思いのもと、平成30年5月1日、誕生しました。「すべてのこどもたちを地域みんなで応援する」を合言葉に、地域の皆さんといっしょに、子ども一人ひとりに寄り添い、子どもの目線で、子どもの立場にたった支援を行っていきます。

いま、子どもたちを取り巻く環境はかつてに比べて大きく変容しています。少子高齢化、核家族化が進み、地域のつながりも薄れてきた結果、子どもたちを見守る周囲の大人たちの緩やかなセーフティネットは半ば失われ、家と学校以外に子どもたちが安心して過ごせる居場所も少なくなってきています。

私の子どものころは、まちにたくさんの子どもたちがいて、地域の中でおおらかに見守られて成長してきたのだなと今になって実感いたします。隣近所には見知った大人たちが多くいて何かと声をかけてくれましたし、商店街や近くの空き地、公園、原っぱなど、子どもたちが安心して過ごせる居場所がたくさんありました。そうした地域の包容力のようなものが、多く失われてしまったというのは皆さんも実感するところではないでしょうか。

では、そんな今、子どもたちのためにいったい何が必要なのか。それは、できるだけ多くの大人たちが、このまちで育つ子どもたちにしっかりと関心を持ち、緩やかに見守り支え、地域みんなで子どもたちを育んでいくという意識をもう一度、取り戻すことではないでしょうか。「ひとりぼっち」を抱えて日々を過ごしている子どもたちは、きっと多くいるのだと思います。それは何も経済的に困窮しているとか、物理的に親と離散しているとか、そういった事情を抱えた子どもたちだけの話ではないでしょう。

いろんな子どもたちがいて、それぞれに個性があり、事情があり、思いがある。そんな子どもたちみんなが心置きなく安心して過ごすことができるまち。明石がそんなまちになっていくことができればと思います。

私自身、明石のまちで生まれ、明石のまちに育まれた人間です。このまちに対する愛着は人一倍持っているつもりです。そして、言うまでもないことですが、子どもたちはまちの宝であり、未来です。明石で生まれ育つ子どもたちを全力で見守り支えていきたいと切に願っております。

理事長 濱田 純一

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