応援メッセージ
明石こども大使(シンガーソングライター)川嶋あいさんから応援メッセージ
明石の皆さん、こんにちは!! 川嶋あいです。
このたび、明石の全ての子どもたちを応援する「あかしこども財団」が誕生しましたね!!
地域のみんなで子どもたちを見守り支えていこうとする想いが込められた「あかしこども財団」のこれからの活躍にすごく期待しています。
明石のいたるところに、子どもたちのあたたかい居場所がつくり出されていけるように・・・。
そして、いろんな思いを抱えて毎日を過ごしている子どもたちに寄り添って「一人じゃないよ」って伝えられるように・・・。
頑張っていれば、必ず誰かが見てくれていて、支えてくれるそんなことがもっともっと実感できる明石になるよう私もこども大使として、新たな財団と一緒に、皆さんを応援していくことを楽しみにしています。
明石の「みんなの頑張りを」あかしこども財団と一緒に、応援します!!
川嶋あい
あかしこども財団応援団からのメッセージ
「一般財団法人あかしこども財団」設立、おめでとうございます。以前「広がれ!こども食堂の輪IN明石」では、明石駅前再開発ビルのあかし市民広場にて、こども食堂のみなさんと活動の意義ややりがいを共有しました。また5、6階フロアのこども広場や、子どもの気持ちに寄り添った明石市政のアツさに感動し、明石市が羨ましかったです。
私は現在、東京でこども食堂や学習支援等を運営しています。核家族やワンオペ育児が増えていますが、子どもが乳幼少期に多くの人に大切にされる機会をもつことは、その後の人生に大きな影響を与えると思います。一方で子どもは地域が全てです。親御さんが忙しくされているご家庭のこどもは、土日曜日も学区内で過ごしています。ですから地域に子どもの居場所を増やすこと、居場所で子どもと有機的に関わる仲間を増やすこと、応援したい人、団体、企業がつながることが課題です。
この課題解決のために明石市は財団を設立し、おせっかいにも地域資源を「つなぐ・ふやす・ひらく・つくる」ということをコーディネートするのですね!すばらしいです。財団設立で「子どもを核としたまちづくり」の更なる成果を出して、明石市モデルを全国に伝播してください。応援しています。
子どもがだれひとりとして取り残されることがないためには、すべての子どもたちを社会全体で育てることが大切です。明石市は、すべての子どもたちを育むさまざまな制度が整っています。まさに全国各地が注目している先駆的な取り組みです。
しかしながら、行政だけの取り組みには限界があります。社会全体で子育てをするという文化を築くためには、多くの市民のみなさんとともにすすめることが重要でしょう。新設される「あかしこども財団」は、その核となり、その使命を果たすことになることと期待しています。
「あなたのことを大切に思っているよ」ということを子どもたちが肌で感じてもらうような取り組みが今後、市内各地で拡がっていくことと思います。ぜひその現場での実践を今後も学ばせていただきたいと思っています。
子どもは自らの力で育っていきます。だれかが育てるのではなく、育つのです。その育っていくときに、まわりの環境からたくさんの養分を吸収していきます。明石のまちとして、どのような環境をつくることができるのでしょうか。そして誰がつくっていくのでしょうか。
子どもはひとりひとり違います。それぞれにあった環境をしなやかに、柔軟に実現していくには、子どもがそれぞれどう育ちたいかに耳を傾けることが必要です。そうやって耳を傾けることができるのは同じまちに住む方々です。
そして子どもに耳を傾け、その声を社会やまちを変える声へと大きくしていくことと、今ここで対応する行動に変えていくには、子どもとまち(住民・民間)と仕組み(行政)をつなぎ、ともによりよい未来に向けた環境づくりを下支えできる存在が必要になります。ぜひ「あかしこども財団」には、子どもとともにすべての世代をひとつながりとらえ、そして立場を超えて地続きとなった活動を縦横無尽に行き来しながら、明石のよりよい子どもの育ちの環境をまちに関わるあらゆる方々とともに実現してほしいと期待しています。
どんな子どもたちも、大人たちに見守られながら、楽しいことがいっぱいあり、将来の夢がたくさんあり、勉強したり、友だちと遊んだりしながら、育っていってほしい…。私たちはそう思っています。でも、実際には、食べるものに困っていたり、入学するときの制服代に困っていたり、ひとりぼっちで過ごしていたり、いじめられたり、大人からつらい目に遭わされている子どもたちがいます。
特に、ひとり親の子どもたちは、日本の社会の中で、お金がなかったり、孤立していたり、困りごとを抱えることが多いと言われています。私たちしんぐるまざあず・ふぉーらむは、意地でもそういう子どもをなくしていきたいとシングルマザーと子どもたちを応援してきました。シングルマザーは8割が働いていますが、就労収入は少なく親子の生活は苦しいのです。
そんなくらしを安心できるくらしに変えるためにはたくさんの力が必要です。明石市はこれまでも、がんばって子どもたちの育ちを支えてきました。その輪をさらに広げるために、あかしこども財団が設立するということです。わたしも応援します。この輪を広げていきましょう。
明石市が市をあげて「こどもを核としたまちづくり」に取り組んでいらっしゃることに常々敬意を抱いてきました。生活が多様化し、人々の要求もそれに伴って多様化している今日では、公平と平等を原則とする官の働きだけでは、すべての人の必要を満たすことはできません。一人一人に、その人のもっとも必要とするものを届けるには、柔軟で臨機応変に対処できる民の力が求められます。このたび、市が民の力を取り込んで「あかしこども財団」を設立されたことを喜び、これによって「こどもを核としたまちづくり」が、より具体的に、より実質的に実現されることを期待します。
行政の仕事は、往々にして義務感、責任感が先に立ちます。けれども、自発的な民の仕事は、志と熱意が命です。また、仕事から得られるたのしさと満足感が、仕事をつづけるエネルギーになります。
ボランティアとして、あるいは職員として、財団の仕事に携わる方が、どうか自らの内的な動機から財団のさまざまな活動に参加してくださるように。さらにいえば、財政を市に頼ることに甘んじることなく、仕事に必要な資金を自分たちで生み出す覚悟をもって事に当たってくださるように願います。そうなってはじめて、財団が独自の成長を遂げることができると思います。
明石に住む子どもたち、一人一人の幸せが、財団の活動によって、保障され、豊かにされることを願い、心からのエールを送ります。